artdirection/関和亮
サカナクションのボーカル山口一郎が歩いていく姿を1カメ、
且つ一発撮りで追っていくという谷聰志さんに続き、またまた緊張感あふれる映像。
一見バラバラの白いオブジェが画面を横切ることで、
オブジェ同士が重なってある一瞬だけコトバとなり意味を持ちまた消えて行く。
この光景をどこかで見たような気がした。
そう。高速道路の脇で見る”ようこそ○○県へ”だ。
形を変える事でここまでの衝撃を与えられるんだね。
勿論、緻密すぎるカメラワークとオブジェの配置、
スピードやチームワークは恐ろしく嬉しくもある。
ここ最近は淘汰されてきたアナログでの手法に弱い。
自分の仕事にも関係しているのだろうけど、
来年もアナログ満載でお送りしようと思いながら、
今年最後のこちらべ勝手にレコメンド。
よいおとしを。