2012年6月4日 24時12分 はれ 日直:あかばね
中学1年生の時,Jリーグ開幕.
今年であれから20年目.
日本のサッカーも賢く巧く強くなったなあ,
なんてまるで自分がその一端を担ってたかのように最近の試合を見ている気がして.
中学生だった当時は自分のプレースタイルが確立されていないので
Jリーグを見ては毎日のように
「ジーコ!」って叫びながら低い弾道のセンタリングにヒールキックしたり,
「ピクシー!」って叫びながらリフティングでボールを前線に運んだり,
「ラモス!」って叫びながらループシュートを狙ったものだ.
こうして思い返してみると週末の試合で活躍する選手によって
子供達の蹴り方やプレースタイルが毎週のように変化するっていう
日本のサッカー界にとってとてもユニークな現象が起きていたんだろうね.
プロに見て触れて真似ることで確実に上手くなっていっただろうし,
自分としてもそれを凄く感じていたんだけど,いつからだろうか.
きっとこのままじゃ巧くならないと思って真似なくなった.
ジーコはシュートもパスも基本的に抜群のインサイドキックで
ピクシーは精度高いキックとダイレクトプレーでボール離れが良いし
ラモスはボールを貰う位置を考えながらのゲームメイクが巧いんだよね.
自分達に向き合って強くなっていった日本のサッカー界.
なんだか当たり前のようだけどね.
普段自分が使っている言葉は誰かのプレーを真似て叫んでないかなと思う今日この頃.
借りパクは良くないべ.
なんてね.